RSR Stove 2nd model

高火力のアルコールストーブ

源流という過酷な環境で一人が一回分の食事に必要とする湯を確実に手に入れることを目指し高火力・小型・堅牢なアルコールストーブを開発しました。(開発に至った背景はこちら
結果、出来上がったのがアルミ合金削り出しのRSR Stoveです。

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市販アルコールストーブでは最強ランクの火力&安定性を誇ります
RSR Stoveのトルネード燃焼は赤火が殆どありません(完全燃焼に近い証拠)

トルネード

■構造 実用新案登録第3198052号(PDF) 出典:特許情報プラットフォーム全体図3D

■動作についての解説
断面図a
1.燃料投入
燃料槽にアルコール燃料が注がれると密着したカップの内側面とミドルパーツの外側面で起こる毛細管現象によりアルコール燃料が燃焼気化室下端に到達します

断面図b
2.着火
燃料槽のアルコール燃料に着火すると燃焼により筺体が暖められ燃焼気化室内のアルコール燃料が蒸発を始めアルコール蒸気が発生します

断面図c3.本燃焼
燃料気化室内のアルコール蒸気はますます膨張し燃料気化室の上部にある孔(火口)より噴出し燃焼します

断面図d4.ブローバック
燃焼により筺体の温度が上昇し燃料気化室内のアルコール蒸気の膨張圧が適正値を超えると、アルコール蒸気が還流路を通じ燃料槽に戻り再液化します。
従いまして、高火力ではありますが同じ高火力の加圧型アルコールストーブのような内圧の異常上昇による爆発の心配がありません。

■価格
・RSR Stove 2nd (ストーブ本体) 8,000円(税込8,640円)
Pot Stand (折り畳み式ゴトク) 3,000円(税込3,240円)
Windscreen (簡易風防) 1,000円 (税込1,080円)
Pot Lid (消火用蓋) 600円(税込648円)
Ring(火力調整リング) 600円(税込648円)
PP Bottle (燃料用ボトル) 300円(税込324円)

■製品詳細
・RSR Stove 2nd : 重量33g 大きさ/直径55mm  高さ37mm  材質/アルミ合金
・Pot Stand : 重量45g 大きさ/縦104mm 横104mm 高さ80mm  材質/SUS304
・Windscreen : 重量8g 大きさ/縦49mm 横300mm 厚0.1mm  材質/チタン
・Ring : 重量4.4g 大きさ/直径59mm 高さ10mm 材質/スチール
・Pot Lid : 重量7.5g 大きさ/直径59mm 高さ10mm 材質/スチール
・PP Bottle: 高さ:100mm  直径:φ47mm 重さ:14g 材質/ポリプロピレン

Purchases from outside Japan here.

RSR Stoveオリジナル(旧版製品)についてはこちらからご覧ください

アルコールストーブの給湯性能指数

常々アルコールストーブの性能を数値化することが出来ないかと思っていました。

良く目にするのは水が○分○秒で沸騰したというような記述なのですが、これですと試験の際の条件のパラメーターが分からないので単純に比較することが出来ません。
何故なら「何mlの水を使ったのか?」とか「何℃の水を何℃まで上昇させたのか?」、「どんな鍋を使ったのか?」、「試験時の気温は?」等々、各パラメーターが異なれば簡単にタイムが変わりますので性能を公正に比較することができないからです。
かといって誰しもが全てのパラメーターを揃えて試験することは不可能ですから困ったものです。

ということで、
性能評価の基準を設けそれに対してどの程度の性能差があるかを数値化する方法を考えましたので、この度「アルコールストーブの給湯性能指数 TRB値」をここに提唱します!(おおげさw)

性能評価の基準器は、昔から形も変わらず生産され続け一番市中に出回っていると思われるトランギアTR-B25とします。
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実際の値はどのようなものになるか、今回の試験を見てもらえばお分かりいただけると思います。

今回の試験の条件は以下になります
・400mlの水
・水温30℃
・着火から95℃までのタイムを測定
・気温31℃
・燃料用アルコール30ml使用
・鍋はロータスアルポット
・RSR 折畳みゴトクを使用

先ず基準器の試験結果
TRB2
トランギアTR-B25  350秒(5分50秒) これを1TRBとします。

CFM2
RSR CF Mesh Stove  469秒(7分49秒) 350÷469=0.74なので 0.74TRB
※小数点2桁以下切り捨て

RSR2
RSR Stove 2nd model  267秒(4分27秒) 350÷267=1.31なので 1.31TRB

TOA2
ついでにTOAKS Siphon Stove  322秒(5分22秒) 350÷322=1.08なので 1.08TRB

このように、手元にトランギアTR-B25があることが前提ではありますが、トランギアと計測したいアルコールストーブを同一の条件下で試験すればTRB値が導き出せるので性能をザックリと数値化することが可能となります。(まぁ目安程度とお考えください)
この考え方は以前FacebookのMYOG JAPANで発表したことがありましたが、その時は確か分子と分母を逆にしていたので性能が良い方が数字が小さくなっていました、しかしそれでは分かり辛い?かと思い今回の形式にしました。

RSRストーブ用収納袋

サルパウチさんにお願いして製作していただいたRSRストーブ用の収納袋です。

RSRストーブ、簡易風防、燃料ボトル、折畳み式ゴトクを一括収納できます。
内側にゴトク専用のポケットが付いているのでガタつかず一式をクッカーに入れ込むことが可能です。
ポケットは底面をD型にすることで平面になっています。これにより、円筒の湾曲部分にこしらえたポケットと違い、平面的なものもしっかりと収納するスペースを確保しています。
本体は道具の出し入れがわずらわしくないように、ぴったりすぎない余裕のあるサイズ。
デザインと縫製をサルパウチさんに依頼してるコラボ商品でRSRとサルパウチ両方のロゴがプリントされています。
さすが出来が良いことで評判のサルパウチ製、非常に手間をかけた贅沢な作りです。

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RSR CF Mesh Stove

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RSR CF Mesh Stoveはアルミ合金筺体内部に難燃素材のカーボンフェルト(CF)を詰めたアルコールストーブです。
従来のRSR Stoveは筐体内部を2重構造(3重構造)化することで毛細管現象を発生させ燃焼気化室に燃料アルコールを運こぶnon wick型ですが、こちらの製品はカーボンフェルト(CF)を芯として燃焼するwick型アルコールストーブです。
RSR Stoveに比べ低火力ですが、長時間燃焼が可能で扱いやすい製品に仕上がっています。構造はいたって単純で故障する可能性がほとんどありません、またRSR Stoveと同様、この製品のために一から製造したフルオリジナルの部品により作られており堅牢です(飲料用アルミ缶を流用した製品ではありません)
使用においてはメッシュの上から燃料用アルコールをCFに浸透させライター等で着火させるだけです。
燃料用アルコール50mlで約30分燃焼します。
燃料が尽きる前に消化させたい場合にはRSR Stove用消化蓋を使ってください。

■製品詳細
重量約30g 直径55mm  高さ37mm  材質/アルミ合金

■価格
・RSR CF Mesh Stove(ストーブ本体) 5,000円(税込5,400円)
販売はこちらから

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RSR CF Mesh StoveはRSR十字ゴトクの使用をお奨めします。

カーボンフェルトの交換

RSR CF Mesh Stoveのカーボンフェルト(CF)が燃焼して小さくなってしまった場合には交換することができます。
交換キット(後日発売予定)の内容は帯状のCFと金属メッシュです。
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先ず先端を曲げた安全ピンなどでメッシュを引っかけて引きぬきます。
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次に丸めたCFを本体に入れ込みます
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CFを指できれいに押しこんだら、メッシュを被せて親指で押し込みます。
筺体上部の環状のリングよりメッシュの外径が大きいので少々きついですが躊躇せずに押してください。
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メッシュの場面を指でならせば完成です。
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アルコールストーブ着火に適したライター

 

2015-05-26 16.10.03RSR Stoveに着火する時、フリント式ガスライターを使うと親指に炎がかかって熱い思いをしますので通常私はソト(SOTO) スライドガストーチ ST-480 [HTRC 2.1]という火口が伸びるライターを使っているのですが、十字ゴトク&JBコンパニオンカップのペアで使用する時にサイズが大きくカップ内に仕舞うことができませんでした。
そこでこのところターボ式のライターで寸法が小さい物を探していたのですが遂に見つけました。しかもダイソーで(笑)。
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これは良いですよ着火ボタンを親指で押しこむと火口の蓋が起き上がって盾になってくれます。ちょっとしたギミックですがこれにより斜め下45度に傾けても親指が熱くなることはありません。一つだけ残念なのは使い捨てなのでガス注入して使い続けることが出来ないことです、でも108円ですからね仕方が無いでしょう。本日まとめ買いして来ました。
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ライターに布ガムテープを巻くのは沢屋(渓泊で焚火をする人達)にとっては常識みたいです。ガムテープは焚火の着火剤になるし、ちょとした修復にも使えるので便利です。

注意:私は通常アルコールストーブを渓で使うので標高2000mに達することが無く問題ありませんが、登山で使う場合は注意が必要です。電子着火式のライターは標高2000mでは着火出来ない可能性が高いです。予備で防水マッチ等を持つことをお勧めします。

追記1.
高高度着火ライターWINDMILL(ウィンドミル) 内燃式ガスライター HAL クローム W02-0002というのは3000mでも着火するらしい。買ってみようかな。
追記1.1
WINDMILL HAL 2700mで着火しなかったという例が報告されました。ご注意。

追記2.
fireSLEEVE という使い捨てライターのゴム製ケースをオーダーしてみました。
ケースの一部を伸ばしてガス出しボタンを押さえる方式でガスを出しっぱなしにできるものです。その状態でライターの下の方を掴めばアルコールストーブに着火する時も指が熱くならないという。

燃料用ボトル50ml

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RSR Stoveにベストマッチするポリエチレン製(PE)ボトル。
RSR Stoveの内側に気持ち良いくらいピッタリ入るサイズです。RSR Stove用十字ゴトクを組み立てたままクッカーに仕舞う時に丁度良いサイズです。
高さ:57mm  直径:φ48mm 重さ:18g

RSR十字ゴトク

RSR Stoveヘビーユーザーさんからゴトクを組み立てたままでクッカーに仕舞いたいという要望がありましたので新たに十字ゴトクを開発をしてみました
JETBOILコンパニオンカップにぴったりサイズです。
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RSR Stoveと50ml燃料ボトルを中心に入れてライターと折りたたみスプーンを入れててもまだ上部に空間があるので、台所にあったタッパー(佃煮の空きタッパー)にチリトマトリゾットを入れて(これが奇跡的に容量ピッタリ)野外に持ち出して昼食にしました。

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ヒートエクスチェンジャー付のクッカーに水200mlとリゾットを入れスプーンで良くかき混ぜて火にかけます。あっという間に沸騰します。20秒ほど沸騰させて火から下ろし蓋をしたまましばし蒸らせば完成。
クッカーの中に食料、燃料、火器、武器すべて収納できる最速のアウトドア昼食セット完成です。
(参考までに室内での給湯テストでは水200ml 20℃から95℃までの時間が1分52秒でした)
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IMG_2651もし野外でヒートエクスチェンジャー付きのクッカーを使う場合は、急激に吹いてくる風を想定し予めコジーの裾をめくって置くことをお勧めします。如何にRSR Stoveの炎がJET噴射すると言っても所詮はアルコールストーブです。ヒートエクスチェンジャーの蛇腹部分から風に煽られた炎が吹き出しコジーを焦がす可能性があります。
また、当該ヒートエクスチェンジャー付きクッカーはアルコールストーブでの使用を前提に作られていないようですので、ご使用にあたっては必ず自己責任でお願いいたします。

RSR Stove&十字ゴトクのセットはこちらからお求めいただけます。

チタン製簡易風防

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チタン製の簡易風防です。鍋を覆うタイプの風防に比べるとこと強風による対応力は落ちますが、風によりストーブの炎が消えることはまずありません。
風防としての役割とリフレクター(熱を反射させて筺体を暖める)としての役割、および上昇気流を促し燃焼効果を高める役割があります。

重量4g 大きさ/縦49mm 横300mm 厚0.05mm  材質/チタン

折畳み式ゴトクのヒンジの緩み対処方

折畳み式ゴトクは使い続けるとその構造上どうしてもヒンジ部分にゆるみが生じてしまいます。簡単な対処方としましてはヒンジ部分を固く平らな面に置き、上から金槌等でヒンジのリベットを叩きカシメることです。
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これでゆるみが治ると思われますが、何度も繰り返しゆるみが出て叩いても治らなくなってしまった場合はヒンジ部分のリベットを交換することになります。
やり方は簡単です。

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まずは古いリベットをニッパー等で切断し外します

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交換用リベット

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交換用リベットをゴトクの穴にはめて、突き出した部分をカナヅチで叩いて潰します。
この際叩きすぎるとヒンジの動きが鈍くなりますので何度か軽く叩いてはヒンジの動きを確認しながら行うと良いと思います。

交換用リベットが必要な場合はメールでご連絡ください。
6個パックで送料込300円(普通郵便)でお送りいたします。