RSR Naturestove30

RSR Naturestove用オプションパーツとRSR Naturestoveのフレームのセットです、全ての部材がチタン製のため軽量で耐久性が高い製品となっています。
従来のRSR Naturestoveは最短の時間、最小限の小枝で炊飯を可能とするカマドとしてデザインしましたが、RSR Naturestove30はキャンプ地でゆっくりと時間を過ごすための焚火のニーズにも応えるために開発した製品です。
チタン製火床はNaturestoveのリフレクターの倍の厚さ0.2mmですので薪を載せた時にも安定感があります、また火床の下にチタン棒のU字金具が支えとなっています。
総重量は約182gと軽量でRSR Naturestoveに付属のA5サイズポーチにすべて収めることができます。


RSR Naturestove30の組み立て方

■スペック
重量:約182g(組立時)
縦:180mm 横:340mm 高さ:140mm(組立時)
材質:チタン

■商品内容
・厚さ0.2mmチタン製火床底板2枚
・底板保持用U字金具2個
・RSR Naturestoveフレーム2種
・RSR Naturestove 収納用ポーチ



底板保持用U字金具の形状が変更となりました、いままではオスメスの2週類でしたが1種類を左右逆にして組み合わせます

RSR Naturestove用オプションパーツ

30cmサイズの薪をRSR Naturestoveで使うことが出来るようにするための追加部品です。このパーツのみで焚火台として使用することはできません、別途RSR Naturestoveが必要ですのでご注意ください。

RSR Naturestoveは最短の時間、最小限の小枝で炊飯を可能とするカマドとしてデザインしましたが、キャンプ地でゆっくりと時間を過ごすための焚火のニーズにも応えたいとの思いからオプションパーツを開発しました。
火床のチタン板はNaturestoveのリフレクターの倍の厚さ0.2mmですので薪を載せた時にも安定感があります。また、火床板の下にチタン棒のU字金具が支えとなっています。

RSR Naturestoveのフレームと合わせた場合の総重量は約182gと軽量でRSR Naturestoveに付属のA5サイズポーチにすべて収めることができます。

■スペック
重量:約182g(組立時)
縦:180mm 横:340mm 高さ:140mm(組立時)
材質:チタン

■商品内容
・厚さ0.2mmチタン製火床底板2枚
・底板保持用U字金具2種

※RSR Naturestoveのチタン本体フレームは含まれませんのでご注意ください

こちらの4点がオプションパーツの全部品となります
組み立て時(この商品にRSR Naturestoveのフレームは付属しませんのでご注意ください)
横から(この商品にRSR Naturestoveのフレームは付属しませんのでご注意ください)
底から(この商品にRSR Naturestoveのフレームは付属しませんのでご注意ください)

RSR Stove消火用蓋

RSR Stoveは炎を中央に収束させるタイプのストーブですので蓋を被せることで消火することが可能です、しかし火力が強いので蓋を被せても脇から火が漏れることがあります、その際はピンセット等で蓋を一瞬持ち上げると上手く消すことが出来ます。ストーブ本体との統一感を考え従来のスチール製からアルミ合金削り出しに変更しました。ステンレス製のツマミ部分はネジ式です。

RSR Stove次期バージョンの開発状況について

開発中のRSR Stove 次期バージョン、試作品の燃焼試験の様子です。問題なく作動しているので一先ず安心しました。
次期バージョンは高出力だけではなく安定燃焼を考慮し内部構造を変更しています。構造の詳細についてはまだ発表できません。
これよりコスト計算、VEを経て量産体制(といってもたかが知れてますが)に入ります。

燃料気化室の密閉 耐熱グリスの塗布について

49RSR Stoveを効率良くご利用いただくためには、燃料気化室の密閉が必要です。
密閉が上手く行っていないと器とインナーの隙間から微量のアルコール蒸気が吹き出し火漏れがおこります。
密閉をするためにはRSR Stoveの器の縁に耐熱グリースを薄く塗布します。上記画像にあるように指先に耐熱グリースを付けて器の縁を軽くなぞって塗ってください。この際、器の内側に耐熱グリースが入り込むと異常燃焼がおこる可能性があるのでご注意ください。
グリースの量は微量で大丈夫です。
グリースを塗ったらたインナー部品をはめ込み、密着させます。グリースがはみ出したら、ティッシュや布でふき取ってください。

※現行のRSR Stove 2nd model は密閉式になりましたので上記のグリース塗布が必要ありません

アルコールストーブ用消火蓋について


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RSR Stoveの消火に使える蓋です。(φ53くらいの缶で作ったCHSタイプのアルコールストーブに対応します)
大きさ/直径59mm 高さ19mm 重さ7.5g スチール製

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このようにRSR Stoveに被せると消火ができます。アルールを無駄にせず回収することが出来るので長期間になる縦走などで効果が実感できると思います。

RSR Stove ゴトクの組立方について

gtk01予め3つあるパーツの全ての中央のヒンジを約110°ほどに開いておきます。
赤マルに囲われた下向きのスリットを使用します。

gtk02もう一つの部品を右側に置いて、ヒンジ近くにある上向きのスリットに、前述の赤マルで囲われた部分のスリットを上から差し込みます。

gtk033つ目のパーツも同じようにはめ込みます。

gtk04最後にヒンジを90°に起こせば完成です。

右左を逆に差し込んでゴトクを組み立てた場合には、RSR Stoveを収める部分の直径が微妙に小さくなってしまい、RSR Stoveが収まりませんのでご注意ください。


 

関連記事:折畳み式ゴトクのヒンジの緩み対処方

 

 

 

バイオエタノールをRSR Stoveで燃やしてみた

2013-11-27 17.06.07
アルコールストーブ自作派の巨匠JSB師のブログを読むと
エタノールというのはアルコール類の中では火力が強いらしいということがわかる。

2013-11-27 11.23.06

私がいつも使っている燃料用アルコールはケンエーの製品なのだが、ボトルに書いてある組成をみると

メタノール 77.6%
エタノール 21.4%
イソプロパノール 0.3%
というものだった

メインはメタノールなのね。

そんでメタノールって何者よ?
Wikipediaで製法を調べると

石炭ないし天然ガスの部分酸化で製造した一酸化炭素 (CO) に、酸化銅-酸化亜鉛/アルミナ複合酸化物を触媒として、50-100気圧、240-260℃で水素 (H2) を反応させる。現代の工業製法はコスト面の事情により天然ガスから製造する製法が主流である。

とある。
つまり、アルコールといっても化石燃料なのだ。

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地球温暖化とか考えると再生可能エネルギーにシフトするべきだというのが世論だろう、それには基本的に賛成だ。
でも再生可能エネルギーであるバイオエタノール(植物由来)を燃やしても二酸化炭素は出ちゃうんだよね!?
ただ植物に紐付いているから「行って来いでチャラになるよ」てな理由で何か知らんけど安心してるような気になっているのではないの?
(化石燃料だって何億年だか知らんけど滅茶苦茶長いズパンで考えると植物に紐付いているんでしょ?)
喫緊の課題である温暖化抑止の対策にしてはブレーキの効き具合が緩くないかね。

ついでにバイオエタノールについてWEBで簡単に調べると、問題が多いみたいな記載が結構目につく。

生産工程で使われる化石燃料とのエネルギー収支やコスト、原料となるトウモロコシやサトウキビ生産拡大のための森林伐採や環境汚染などなど。
その他のデメリットも散見されるけど、既存エネルギーの既得権受益者によるバイアスがかかった情報もあり私の見識では残念ながら精査できない。

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エタノールは火力が強いんだったら、いっちょバイオエタノールを試してみるか
ということで購入先を調べてみたが、小口で買えるところが案外ない。
唯一 バイオエタノール暖炉専用燃料 エコロール というのがあったのでちょっと高かったけど買ってみた。

10L。。。そんなに要らんのだけどね。

燃やしてみると
炎の上の部分が赤い。
鍋裏に薄っすら煤が着いた。
これがメタノール主体の燃料用アルコールとの違い。

400ml給湯タイムはエンケーの燃料用アルコールとほぼ一緒。 うーん、何か話が違うぞ。

そもそも、このバイオエタノール暖炉専用燃料 エコロール
ボトルには成分 エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、としか記載されておらず
組成比率が載ってない。

気になったので販売会社にメールしてみた
すると、すぐ回答があった

エタノール 82%
メタノール 10%
イソプロピルアルコール 1%
精製水 7%
なるほど。
水が7%も入ってるんだ。それで出力が弱まっているのかも。

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私がバイオエタノールで最も気になっていること。

それは自家生産できるのか?ということ。
(もちろんアルコールの自家生産は、現在の日本では密造になるのでやるつもりはないけど)

調べると直ぐに答えが見つかった。

簡単に言うと どぶろく作って蒸留してフィルターにかけるだけ ということらしい。

日本は化石燃料の調達を殆ど輸入に頼っている。
これが非常に気持ち悪い。

他人に急所握られているってのは本当に落ち着かなくて嫌な感じ。

シェールガスやメタンハイドレート、日本領海に埋蔵されているエネルギーが結構あるらしいけど技術革新によって乗り越えなくてはいけない問題は途方もない。一般が利用出来るようになるのはいつの事かなのか。えらい先だよね。

それに比べて燃料用のバイオエタノールを誰でも自由に自家生産できるようにするのはとても簡単なこと。
自家生産なら輸送コストの問題もないし、競ってつくるような土壌が出来れば生産効率も上がるだろう。
原材料も食糧と競合しないモノから効率よく製造されるようになるんじゃないかな。
(今でも生ごみから作ることが可能らしい)

ということで、地球温暖化対策というゆったりした理由からだけじゃなく
バイオエタノールを推進した方が良いと思ってます。

2013-11-27 17.05.25