釣りとマインドフルネス

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先日、所属するフライフィッシングのクラブ(JFF)の年次総会で作家・画家の柴野邦彦さんのお話を聞くことができた。
そこで興味深かったのは「何故我々は釣りをするのだろう?」という哲学的な問いだった。
これは釣り師にとっての永遠の課題でありテーマだと思われている。
しかし、最近私は腑に落ちる答えを見つけることが出来たのだ。

我々が何故釣りをするのか?それは、「マインドフルネス」欲求によるもの、だということだ。

マインドフルネスという言葉はこのところ色々なところで耳にする機会が増えたと思うが、簡単に言うと、今この瞬間に意識を集中させることだ。
瞑想に近い状態とも言えるが、何も考えない状態を作るわけではない、意識を一点に集中させるのだ。

つまり、釣りという行為一点に集中することを我々は欲しているのではないだろうか。
マインドフルネスを獲得した時の脳内の状況や身体の有りようが今の我々には必要なのだと。。。