リールの刻印に色を入れる方法

RSRのリールにはロゴやシリアルナンバーなどの刻印(エングレービング)が入っています、これは高速に回転する刻印専用の刃物でリールの表面を掘りこんで作製されます。
このまま使用してもいずれ真鍮の変色により味わい深い表情になると思われますが、刻印部分に塗料を塗りこむことでメリハリのある外観を作り出すことができます。

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先ずはリールの表面についた油分を徹底的に落とします、工業用の洗浄剤を使うことが手っ取り早いやり方なのですが、家庭用の台所洗剤でも十分です。
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使い古しの歯ブラシなどで彫刻の溝の奥まで丁寧に洗浄してください。この工程を怠るときれいに墨入れができませんので重要なポイントです。
その後は十分に乾燥させてください。
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塗料はアクリルラッカーが耐久性があって良いようです。スプレー式のものが安価で手に入りやすいと思います。
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スプレーの蓋に塗料を適量取って小さい筆で刻印部分に塗りこみます。
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塗料が乾燥したら粒度1000番位の耐水ペーパーヤスリで塗装面を研ぎ出します。
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耐水ペーパーヤスリの粒度を2000番に上げ再度研ぎあげます、この際は縦や横など研ぐ方向を決めて磨くと表面がきれいに見えます。最後は、金属用研磨材を柔らかい布につけて磨きあげます、この場合も先ほどと同様の一方方向で磨くときれいな表面ができます。
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