シューズのフェルトソール張り替え

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源流釣りでワンシーズン使うとウェーディングシューズのソールのフェルトがすり減ってグリップが効かなくなります。私は人があまり入らない源流での釣りを好むので、林道や川原の歩きが長いことが多く、フェルトがワンシーズンしか持たないのです。シューズの上面はまだ使えそうなのですが、ソールの張り替えを店舗に依頼すると高額なので自分でやってみようと思いました。

 

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使うのは交換用のフェルト、フェルトソール用の接着剤。
フェルトはもちろんソール用として販売されているもの。
接着剤はボンドG17とか使う人もいるようですが、結構はがれるようなので専用品を使った方が良いみたいです。

 

 

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ソールは使いすぎてすり減っている上にめくれてきています。

 

 

 

 

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めくれているソールの端をバイスプライヤーで挟んで

 

 

 

 

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ソール(フェルト)を少し残した状態でカッターを使って削ぎ切りします

 

 

 

 

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その時便利なのがフラット式バイスプライヤー。バイスプライヤーはロッキングプライヤーとも言われて、挟みしろの厚さを調整し、指定の幅でロック出来るペンチです。そのなかでフラット式のものは咥える先端が平たくなっているので一定の幅に対して均等に力を加えることが出来るので、こういった作業をするのにとても便利です。

 

 

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ソールをきれいに剥がすことが出来ました。

 

 

 

 

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シューズの底の形を型紙に写し取り、交換用のフェルトを型紙にそって切り抜きます。

 

 

 

 

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シューズ底とフェルトの両面にボンドを塗り広げて約20分乾燥させます、それを2回行います。
その後、位置をずらさないように気を付けてフェルトを靴底に張り合わせ木槌などで叩いてフェルトと底を密着させます。

 

 

 

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最後はテープでシューズをぐるぐる巻きにして24時間固定します。

 

 

 

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完成写真を撮り忘れて、一日釣った後の写真。すでに汚れてしまっていますがソールはがっちり密着して取れません。