炎が中央に収束するRSR Stoveは蓋をすることで消火することが出来ます。しかし、火力が最大になっている時には蓋を被せても炎が脇からもれる場合があります、その際は蓋を一瞬持ち上げると上手く消火することが出来ます。
重量7.5g 大きさ/直径59mm 高さ10mm 材質/スチール製
「アルコールストーブ」カテゴリーアーカイブ
アルミ製簡易風防
RSR Pot Standの試作
RSR Stoveで炊飯
渓泊の時は焚火で炊飯が定番なのだけれど、一人の時はアルコールストーブで炊飯がお手軽なので、このところ頻繁にやってます。
慣れると簡単ですが成功のためには幾つかポイントがあります。
先ずは米を研いだら最低1時間は水に漬けること。
なので、テン場についたら早々に米を研いで置くのが肝要。
次は火力。
アルコールストーブはモノによって火力が違うので一概には言えませんがRSR Stoveは高火力なので弱火にしないと焦げちゃって炊けません。
一枚目の写真の右上に写ってるリング状の蓋を被せて弱火で炊きます。
そして、炊く時間。
沸騰して鍋から蒸気が出てきたらその状態を6~7分キープ。
最後の頃は鼻を利かせて焦げの匂いに注意します。
最後に、蒸らし。
ストーブから下したら鍋ごとタオル等にくるんで15分ほど蒸らします。
すると大体こんな感じに炊けます。
思ったより簡単。
RSR pot stand 2nd
RSR pot stand(ゴトク)が新しくなりました
以前のバージョンより高さを15mm低くすることにより仕舞寸法が小さくなりました、またトランギアTRB25にも対応させました。
RSR pot standは3つの部品からなる折り畳み式です。畳んだときの大きさは
縦82mm 横34mm 、3つ部品を重ねても10mmほどです。
重さは49g SUS304製です。
RSR pot standが新しくなったのに伴い、Windscreen (簡易風防)も新しくなりました。従来ですと風防と鍋底との間に15mmの隙間が開いていましたが、今回より隙間が5mmになりました。これにより風の影響が少し低減しました。
縦49mm 横300mm 厚さ0.1mm ステンレス製
アルコールストーブのゴトクとしてだけではなく、不整地に飲み物を置く場合の台としても使用いただけます。使用しない場合はカラビナで束ねてベルトループに吊るしておいて、草地の地面などに座ってビールを飲む場合には簡単に組み立ててドリンクスタンドとします。
※私は野外フェスで何度もビールをこぼした苦い経験があるので (^^ゞ
RSR Stove次期バージョンの開発状況について
開発中のRSR Stove 次期バージョン、試作品の燃焼試験の様子です。問題なく作動しているので一先ず安心しました。
次期バージョンは高出力だけではなく安定燃焼を考慮し内部構造を変更しています。構造の詳細についてはまだ発表できません。
これよりコスト計算、VEを経て量産体制(といってもたかが知れてますが)に入ります。
燃料気化室の密閉 耐熱グリスの塗布について
RSR Stoveを効率良くご利用いただくためには、燃料気化室の密閉が必要です。
密閉が上手く行っていないと器とインナーの隙間から微量のアルコール蒸気が吹き出し火漏れがおこります。
密閉をするためにはRSR Stoveの器の縁に耐熱グリースを薄く塗布します。上記画像にあるように指先に耐熱グリースを付けて器の縁を軽くなぞって塗ってください。この際、器の内側に耐熱グリースが入り込むと異常燃焼がおこる可能性があるのでご注意ください。
グリースの量は微量で大丈夫です。
グリースを塗ったらたインナー部品をはめ込み、密着させます。グリースがはみ出したら、ティッシュや布でふき取ってください。
※現行のRSR Stove 2nd model は密閉式になりましたので上記のグリース塗布が必要ありません
アルコールストーブ用消火蓋について
簡易風防の取り付け方
RSR Stove ゴトクの組立方について
予め3つあるパーツの全ての中央のヒンジを約110°ほどに開いておきます。
赤マルに囲われた下向きのスリットを使用します。
もう一つの部品を右側に置いて、ヒンジ近くにある上向きのスリットに、前述の赤マルで囲われた部分のスリットを上から差し込みます。
右左を逆に差し込んでゴトクを組み立てた場合には、RSR Stoveを収める部分の直径が微妙に小さくなってしまい、RSR Stoveが収まりませんのでご注意ください。
関連記事:折畳み式ゴトクのヒンジの緩み対処方